みちびきブイは単独の観測プラットフォームとして利用される他、複数ブイを連携させることにより(コンステレーション化)、いつ何処で災害が発生するかを予測する広域減災システムとしても活躍します。
図6.海と陸水における観測コンステレーション
海洋
異常気象により、沿岸域では高波や異常潮位、急潮や線状降水帯が頻発しています。みちびきブイシステムは、ピンポイントの被害予測を住民に素早く伝えるための減災システムとして活躍します。
図7.高潮・異常潮位・急潮・線状降水帯(水蒸気量)のリアルタイムモニタリング
湖沼・河川
海ばかりでなく、湖沼や溜池、河川でも、近年洪水被害が大きくなっています。陸水用により小型軽量化したみちびきブイを提供します(開発中)。
洪水時の水位モニタリングシステム
図8.洪水対策用みちびきブイとリアルタイムハザードマップ